軍鶏の刺身は必ず食するべき贅沢な一品
天神中央公園より少し北にある水鏡天満宮は、菅原道真公に由来のある神社。
その水鏡天満宮に沿う様に続く細い路地が「博多名物うまかもん通り」
他にネーミングは無かったものかと思うが、歴史を感じさせる飾り気のない路地に吸い寄せられる。
ノスタルジックな雰囲気が広がる路地に入ってすぐ、白い電光看板に「とり天」の文字が浮かび上がる。
店名は見当たらない(一応よく探してはみました)が、大分県産の高級地鶏「豊の軍鶏」や鮮度のよい鶏肉を使用した鶏料理専門店「とり天 ルドゥー」である。
全国の鶏肉消費量ランキングで常に上位に名を連ねる大分県様の地鶏を、福岡で味わえる貴重なお店である。
1・2階と席があり、テーブル席とカウンター席で構成される、こじんまりとした店内で、木を基調とした店内は、デート等でも利用できる洒脱な雰囲気。
メニューはもちろん「鶏」料理を堪能できる構成で、屋号にもある大分県名物とり天や、せせりの鉄板焼き、豊の軍鶏のしゃぶしゃぶ・もも肉の炭火焼などなど、選びきれない程の品数がある。
幾度と通っても食べきれないほど多彩で魅惑のメニューの中で、必ずトライするべき一品が「豊の軍鶏の刺身」だ。
砂ズリ(砂肝)・レバー・白レバー・もも肉のタタキ。お好みの部位を単品で注文で出来るシステム。
選びきれない様であれば、盛合せを注文するのがベスト。
とり天 ルドゥー@天神のとり天定食 大盛。
からあげ王国 大分が誇る“とり天”というアナザーVer.。
カラッと揚げた鶏のテンプラを、ポン酢と辛子で頂く逸品。
ハマること請け合いの旨さです(^o^)ごはんがススム〜♪ pic.twitter.com/WRrPNCMeZT
— メンムスビ&めしむすび (@menmusubi) January 5, 2017
コリッとした食感に滑らかな舌触りのズリ。とろりと旨味が広がるレバー。もちもち甘味が溢れ出す もも肉。
幸せは歩いて来ないが、この店に来れば、新鮮な軍鶏の刺身が心に明かりををともしてくれる。
ここで外したくないのが、単品の白レバー刺しである。
希少な食材なので、入荷のある時しかお目に掛かれないが、来店時に入荷がある様なら、迷わず注文。
濃厚な味わいが口の中で膨張して、溶ける様に消えて行く食感が至極である。
ランチもとり天でがっつり飯
夜は何処となくお洒落で少し大人びた雰囲気の同店だが、昼は戦う企業戦士の味方。
ランチメニューは、とり天定食 800円・りゅうきゅうとろろ丼(刺身のヅケ丼)定食 850円・日替わり定食 900円の3種。
ごはん(丼物以外)とみそ汁はおかわりFreedomなので、働く人の活力と旨い鶏料理を、もりもり提供してくれる良店である。
とり天 ルドゥー基本情報
店名 とり天 ルドゥー
所在地 福岡市中央区天神1丁目15ー3(地下鉄天神駅から徒歩3分)
営業時間 11時30~14時 17時30分~23時
店休日:日曜日