多彩な味わいが楽しめるスパイスカレーは、ハレンチな名前と裏腹にカレー女子にも大人気

南区との境目に位置する中央区高砂は、大人になるまで南区と思ってたが、実は中央区だったという私の黒歴史的住宅街。

中心部に近いエリアだが、天神や博多エリアより幾分かテナント料が安いという事情もあって、住宅街ながら飲食店も少なくない。

日赤通りから高砂エリアの路地に入ると、そこだけパズルのピースを間違えた様な異風な佇まいのカレー店「カレー ナド」ある。

若干様子がおかしい店構えだが、漂うスパイスの香りに期待感が果てない。

店内に入ると、やっぱり様子がおかしいサイケデリックな内観だが、何故か落ち着いてしまう空気感と雰囲気がある。

メニューは1択「乳(NEW)おっぱいカレー 900円」と潔い構成。

ライスの量が値段はそのまま S・M・L(200g・250g・300g)と選べて、小食な女性から、腹ペコ野郎まで同じ価格で対応できるサービス精神が嬉しい。

ルーは2色で、手羽元の入った茶色のチキンカレーは、辛さと言うより鶏肉と玉ねぎ等の野菜の旨味をスパイスがより増幅させていて病みつきになる。

もう一方の黄色のルーは、唐辛子の辛さが際立つ豆のカレーで、正に「カレー = 辛い。そして旨い」を体感出来る。

ライスは商品名の通り、お椀型のおっぱいの様な素敵な形をしており、おっぱいの頂には梅干しが鎮座している。

この梅干しがなかなかの役者で、旨味の強いカレーと酸味が上手に調和している。別々の味覚が融合して、1つの味として完成する計算高い逸品だ。

ネーミングもスパイシーな為、清純な女子には敬遠されそうではあるが、何故か女性客も多いのは、名前に勝る本物の味と店主の努力の裏付けと言える。

なかなかアレな名前とビジュアルなので、殆どの人が写真をせっせと撮っており、インスタ映えするというのも人気の理由の一つである。



カレーのお供に「ラッサム」は迷わずオーダーすべき味の変化球

旨味や甘味が強い料理や飲料において欠かせない味覚が酸味である。

例えるならば、赤ワインで重厚感と残糖感が強いものは、ある程度酸味がないともたれて飲み続ける事ができない。

それと同じで、旨味や甘味ばかり強すぎる料理はもたれるが、程よい酸味が加わると魔法の様に食欲が加速する。

おっぱいカレーの頂にある梅干しも理に適ったものであるが、カレーと別に注文出来るラッサム(レギュラーサイズ 200円・ハーフサイズ 100円)も程よい酸味とスパイスの刺激で、カレーの味を多彩にしてくれる。

ラッサムは、トマトや果物をスパイスやニンニクで味付けし煮込んだ、酸味と辛さが病みつきになるスープ。

勿論、おっぱいカレーだけでもかなり満足させてもらえる味なのだが、ラッサムをルーに少し混ぜてもよし、ライスにかけても良し、食べ方は自由。

無限の可能性と飽きさせない味わいを体感出来る、絶品カレー店である。

記事作成:米俵 飯男

お店の場所

「カレー ナド」

住所:福岡市中央区高砂2丁目11-1(西鉄平尾駅から徒歩10分)

電話:非公開

営業時間:火~金 11:30~15:00 土・日 12:00~15:00

店休日:月曜日・祝祭日



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