街の喧騒からたった10分で訪れる安静の地で心が洗われる

中央区薬院から高宮通りを南に向かうと、通りの名と同じ町名の南区高宮エリアに差し掛かる。

西鉄高宮駅周辺は南区の中でも中心街への交通の便が良いため、ベットタウンとして多くの人が行き交う町である。

高宮駅から高宮通りをまたいで高台へ10分程歩くと、木々に囲まれた神社「高宮八幡宮」に辿り着く。

たかが10分程度の距離で、高宮駅周辺の車や人の往来による喧騒が嘘の様に感じる静寂ぶりに心が落ち着く。

鳥居前で一礼し境内にはいると、微かな木漏れ日が心地よく、優しい雰囲気と存在感が静かに伝わってくる。

長い石段を上がるとすぐ左手に手水舎があり、その横を続く石畳の先に泰然と構える社殿を前にすると、自然と背筋が伸びる。

聞こえてくるのは、木々が風に揺れる音と鳥や昆虫などの鳴き声だけ。
パワースポットというより、普段の慌ただしい生活でざわついた心に平穏をもたらしてくれる癒しの場所である。
(そもそも私はパワースポットという言葉に当てはまる様な場所に遭遇したためしがないし、ピンと来ない)

社殿の横に社務所があり、御札や御守りなどが並ぶ。

御朱印帳は置いてないので御朱印を頂きたければ、持参していけば書いていただける。

手水舎のすぐ横と、石畳横の木の下の地面にはハート形の石があり、縁結びの御利益があると言われているので、その手の悩みがある人は、参拝して御守りを受けるとよい。
(子供の頃から幾度も参拝に訪れている私ですが、その手の御利益はまだ先の事なのでしょうか…)

元日は多くの人が初詣に訪れる

天智天皇の御代(655年~661年)から1300年以上も続く、由緒ある高宮八幡宮。

江戸時代には17の村(高宮・平尾・野間・若久・屋形原・野多目・和田・老司・塩原・清水・日佐・那珂・竹下・春日・安徳・馬出・堅粕)の氏神様だったとの事で、現在の中央区・博多区・南区などの広い範囲の土地の守護神として伝えられている。

現在は一村の氏神として祀られているものの、昔から多くの人々の拠り所として親しまれて来た高宮八幡宮だけに、日頃の静穏さとは裏腹に、元日は多くの参拝者が訪れる。

福岡市民(特に中央区・博多区・南区)ならば、一度は訪れてほしい癒しの神社である。

記事作成:米俵 飯男

 

高宮八幡宮 何の神様

高宮八幡宮 何の神様?

神社に行くとなんのご利益があるのか?

そんな罰当たりな事も考えてしまうものです。

 

通常神聖な気持ちでお参りする事が重要なんでしょうが・・

参拝者からこのお宮は何の神様ですか、とよく聞かれます。その質問の本意は御祭神のことでもなく、神社の由緒でもなく、ここの神様はどんなことに御利益効き目があるのか知りたいと言うことのようです。世間的によく言われている学問の神や交通安全の神、安産、厄払いなど…、あれに効くこれに効くと言う答えを期待されての質問です。

当社では国防の神、武人の神、安産の神、厄除けの神、または氏子守護の神と答えても当を得ない気もするので、説明に苦慮します

 

お祈りをする時、命を否定することでなければ、なにをお願いしても良いという高宮八幡宮







所在地・アクセス

所在地:福岡市南区高宮4丁目9-34

電話:092ー522ー8435

アクセス:(自家用車の場合) 都市高速 天神北出口から約15分

※10台前後の砂利敷きの駐車スペースがあるが、元日や祭日などは公共交通機関か近隣のコインパーキングの利用が無難

(公共交通機関を利用の場合) 西鉄大牟田線 高宮駅から徒歩10分