焼きたての香りに促され、熱々をその場でいただくのが最高すぎる

新元号「令和」ゆかりの地として、更に多くの人々が参拝に足を運ぶ太宰府天満宮。

学問の神様として名高い菅原道真公が祀られる全国約12000社の総本宮で、受験生をはじめ、全国から参拝者が訪れる由緒正しい神社である。

参道にはお土産屋や食事処・茶屋などが立ち並んでおり、太宰府天満宮の名物菓子「梅ヶ枝餅」を販売する店も数多く軒を連ねる。

梅ヶ枝餅を販売する店舗の中で、観光客だけでなく地元の人にも人気が高いのが「かさの家」である。

参道で販売されている梅ヶ枝餅は、どこの店のものも絶品なのだが、約100年続く老舗かさの家の実績のある焼き加減は、際立って香ばしく上品さが漂う。

控えめで絶妙な甘さの粒餡は、ほっこりする食感と香りが秀逸で、もち米とうるち米を配合した生地がこんがり焼けた香りは、日本人のアイデンティティーをくすぐる米本来の膨よかさと優雅さを含んでおり、参道を行く人々の足を止めてしまう魔法の菓子と言える。

もちろん、土産などの贈答用としても購入可能ではあるが、焼きたてをいただくのが絶対的に香りが高い。
賑やかな参道の雰囲気の中、程よく優しい甘味の余韻を熱いお茶で流し込めば、至福の時間が過ごせるのは間違いない。




今更ですが、梅は入ってませんので悪しからず御了承願いたい

初めて梅ヶ枝餅を食べた人が、高い確率で発する言葉が「梅が入ってない」である。

福岡県出身者なら当然知っている事だが、確かに知らない人が名前だけで想像すれば、梅が入った餅なんだろうと考えるのもうなずける。

しかし至って素朴で優しい味わいの菓子なので、先入観を振り払って挑むのが正解である。

かさの家では、毎月17日限定で黒米(古代米)を配合した生地・毎月25日限定でよもぎを配合した生地の梅ヶ枝餅を販売しているので、梅はやはり配合されてないが、日程が合えばそちらを是非トライして欲しい。
通常の梅ヶ枝餅とはまた違った香りを楽しめる。

記事作成:米俵 飯男

お店の場所

「かさの家」

住所:太宰府市宰府2丁目7-24(西鉄太宰府駅から徒歩4分、太宰府天満宮参道沿い)

電話:092ー922ー1010

営業時間:9:00~18:00

店休日:無休

太宰府天満宮成り立ち

学問の神として親しまれる
菅原道真公の後墓所の上に社殿を造営年間、1000万人の参拝者が訪れる太宰府天満宮

成り立ち

道真公は、承和12年(845)に京都でお生まれになりました。幼少期より学問の才能を発揮され、努力を重ねられることで、一流の学者・政治家・文人としてご活躍なさいました。 しかし、無実ながら政略により京都から大宰府に流され、延喜3年(903)2月25日、道真公はお住まいであった大宰府政庁の南館(現在の榎社)において、ご生涯を終えられました。門弟であった味酒安行うまさけ やすゆきが御亡骸を牛車に乗せて進んだところ、牛が伏して動かなくなり、これは道真公の御心によるものであろうと、その地に埋葬されることとなりました。延喜5年(905)、御墓所の上に祀廟しびょうが創建され、延喜19年(919)には勅命により立派なご社殿が建立されました。 その後、道真公の無実が証明され、「天満大自在天神てんまだいじざいてんじん」という神様の御位を贈られ、「天神さま」と崇められるようになりました。

長い年月、道真公へのご崇敬は絶え間なく続き、御墓所でもある太宰府天満宮は全国約12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮と称えられ、今日でも多くの参拝者が訪れています。引用元