琥珀色のスープがやみつき

日赤通りと高宮通りの間の住宅街 高砂に店を構える「とりなべ マルニ」は、木格子がお洒落で落ち着いた店構え。

店内は、木製のテーブル席・カウンター・掘りごたつ席といった構成で、和風でありながらモダンな雰囲気もあり、居心地がよい。

メニューは、鍋以外に一品料理も多くあり、まずは「地鶏お刺身盛合せ」をいただきたい。
天草大王の刺身の、あからさまに新鮮みを帯びた艶やか色合いが、食欲をそそる。
当然臭みなどある訳も無く、最高の鶏刺しを提供してくれる店の一つである事は揺るぎない。

スープの色は、博多の水炊きでよく見かける白濁したスープとは異なり、琥珀色の澄んだ色。
ガラを砕かず、丁寧にアクを取りながら煮込まれたスープは、度肝を抜かれるくらい、優しいコクと旨味が口の中でエクスプロージョンする。

鍋のスープをがんがん飲む奴は、だいたい嫌われるので、お連れの目を盗んで、巧に飲む事が要求される。
そんな、欲求を押さえきれなくなるくらいのスープで味わう、天草大王のつくねや鶏肉、スープの味が染みた野菜たち。言葉は不要と思われる。

もし、水炊きオリンピックが開催される様な事があるのならば、メダル獲得は必至の逸品である。

リーズナブルで、満足度の高いコース

上記の通り、何もかも旨いマルニの料理。仮に「不味い」という人がいるならば、是非ディスカッションしてみたいくらい、自信を持って旨いと言える料理を、コースで楽しめる。

コースは2種類あるが、白コース 6品 2080円/1人当(税別)と、金コース 8品 3080円/1人当(税別)に、それぞれにお通し(別途350円)がつく。
何かの間違いかと思うくらいの価格設定は、ただただ驚くばかり。
一般的な博多の水炊き店で、白コースと同程度の品数と内容であれば、3500円~4000円は当たり前なイメージ。
ちなみに白コースの内容が下記。

・酢もつ
・とりわさ
・自家製レバーのパテ
・地鶏刺身盛合せ
・とりなべ
・後づくり

主要なものは全てオンされており、ますます驚きである。

しかも、コース利用であれば、プラス1500円(税別)で2時間飲み放題も付ける事ができるので、ちょっとした宴会や、お祝い事等のお食事会を企画する場面に出くわした際は「とりなべ マルニ」が候補の一つにあがるのは必然である。

天草大王親子丼

いつもの多くの客で賑わう理由は、他では味わえない逸品「とりなべ(水炊き)」である。
皆さんご存知の熊本県が誇るブランド鶏「天草大王」を使用しており、鍋に入れる具材としてだけでなく、スープの出汁を取る鶏ガラも天草大王のものを使う徹底ぶり。

天草大王親子丼
画像出典元
とりなべマルニ

天草大王親子丼

とり天とろろ定食

とりなべ マルニお店の場所

店名:とりなべ マルニ
住所:福岡市中央区高砂2丁目15ー28 第8ダイヨシビル 1階(西鉄平尾駅から徒歩8分)
電話:092-215-4077
営業時間:17:00~23:00(LO 22:00)
店休日:月曜日、第1日曜日

福岡 母の日シャトレーゼ ケーキギフト 母の日特集2024年 福岡 母の日ギフト おしゃれな花やスイーツ特集
関連