長井浜海水浴場
福岡市からたまには、遠出で行橋市のビーチでマテ貝の潮干狩り
福岡県行橋市長井の海水浴場で満喫出来る
干潮で出来た砂のビーチにぽつぽつと穴がある、そこに塩を入れたら
ひょっこり顔を出すマテ貝
子供でも簡単に取るとこが出来るのが魅力である。
福岡県の東に位置する行橋市の海といえば潮干狩り。遠浅の砂浜が300mほど続き、カニなどの生き物と触れ合える「長井浜海水浴場」は、小さな子供も安心して遊べるスポットです。
中でもマテ貝ほりは子どもから大人まで楽しめる行橋を代表する海のレジャーです。クワで干潟の砂を削り、出てきた穴に塩をいれてニョッキっと出てきたマテ貝と格闘してください！
家族連れに人気の潮干狩りスポット
総合評価 ★★★★★^^
福岡県北東部に位置する長井浜海水浴場は、瀬戸内海最西端の周防灘が一面に見渡せる景観。
福岡・山口・大分をまたぐ、広い海域の周防灘が一面に広がる長井浜海水浴場からは、コンディションが良ければ大分県国東半島や由布岳も見渡せる絶景のロケーションである。
田畑の広がる長閑な道を抜けると、良く整備された白く綺麗なビーチが見えてくる。
バーベキューが出来る広々としたパーゴラ状のテント施設や、海の家も数件あり、充実した設備と海水浴向きの遠浅の地形が、夏場に多くの人々を引き寄せる人気の海水浴場だ。
豊富な魚介類が穫れる漁場ということもあり、釣客にも人気のスポットという一面もある。
全長３５０ｍも続くビーチは、潮干狩りのスポットとしても人気で、潮干狩りシーズン(３月中旬〜５月下旬)には、家族連れなどの多くの人が潮干狩りを楽しみに足を運ぶ。
潮干狩りと言えば「あさり」をイメージしがちであるが、あさりは全く穫れないらしく、見た目がキュートで愛らしい「マテ貝」が穫れる。
あさりの潮干狩りと捕獲方法が異なるマテ貝は、砂浜の表面を軽く削り巣穴を探す。巣穴を見つけたら、穴に塩を投入。塩分濃度に敏感なマテ貝はひょっこりコンニチハしてくるので、すかさず手で捕獲。正直メチャクチャ楽しいので、マテ貝潮干狩りを経験した事がない人は、是非チャレンジして欲しい。
あまり馴染みがない人も多いマテ貝。味は非常に旨味が強く、オーソドックスに素焼きや塩茹ででも十分美味しくいただけるし、ガーリックバター炒めや、酒蒸し・ワイン蒸し、ブルギニョンバター(香草バター)焼など、様々な調理法で楽しめるニクい奴である。
旬の季節になると、博多の屋台などでも提供している店は少なくなく、酒の肴にもってこいの食材だ。
潮干狩りの料金は、大人１人５００円・子供は無料とリーズナブルな価格が家族連れの支持を集める理由の一つと言える。
５０台駐車可能の無料駐車場や、足洗い場など設備も整っているのがありがたい。
潮干狩りシーズン(３月中旬～５月下旬)以外の、育成期間の潮干狩りは一般開放されていないので、マナーを尊守して海のレジャーを満喫して欲しい。
様々なイベントが開催される、ビーチスポーツが盛んなスポット
長く広く白い砂浜が気持ちの良い長井浜は、ビーチスポーツにもってこいのスポット。
プロの選手も参加する大きな大会から、一般のビーチスポーツ愛好家向けの大会まで、多くのスポーツイベントが毎年開催されている。
特に、県内外６０チームもの参加で毎年ビーチを盛り上げている「ビーチサッカーフェスティバル」や、高校県大会予選や一般大会を兼ねた「ゆくはしビーチバレーボールフェスティバル」は、多くの観客が足を運ぶ人気のスポーツイベント。
通常のバレーボールやサッカーとは違い、日差しが照り返す砂浜で、選手のダイナミックな動きに反応する様に宙を舞う砂の躍動感は、見ている方も思わず力が入ってしまうほど迫力がある。
大きく碧々と広がる周防灘をバックに、白熱した試合を観るのは、スポーツ観戦好きにはたまらないロケーションで、一度観戦に訪れるとリピート率は高い。
スクールやサークルも活発に活動しているので、興味がある人は参加してみるのもオススメ。
一般の大会に参加するもよし、仲間とサークルで楽しむもよし、白熱した試合を観戦するもよし。周防灘の景観と、活気のある雰囲気が暑い夏の思い出に深く残る、絶好のロケーションが印象的な海水浴場である。
長井浜海水浴場所在地・アクセス
所在地：福岡県行橋市大字長井
アクセス：(自家用車の場合）九州自動車道 苅田北九州空港ＩCから約２０分。
(公共交通機関を利用の場合) JR行橋駅から太陽光通バスに乗り長井下車(約２０分)、徒歩3分。
潮干狩り等の問い合せ先：行橋市漁業協同組合長井支所 電話：０９３０ー２２ー４７８０ (問い合わせは火・水・木のみ対応)
