甘辛味噌ダレの豚バラから溢れる肉汁に悦

平尾駅から筑肥新道を小笹方面へ4〜5分程歩き、山荘通りに繋ぐ路地に入ると、焼鳥の老舗「天火鳥 にくしん 本店」がある。

歴史のある、博多焼鳥の名店だ。

昔は精肉店だったらしく、焼鳥店に転業したのがはじまりで、ネタの切り分けの大きさと、プロ目利きで仕入れる、食材の鮮度の良さに定評がある。

店は数年前に移転・新装オープンしており、以前の大衆焼鳥といった雰囲気とは一変しており、お洒落で品のある、落ち着いた店構えに。

可愛らしいニワトリのイラストの描かれた白い暖簾を潜ると、精肉店で見かける様な、ガラスのネタケースがあり、大きめに切り分けられたネタたちが出迎えてくれる。

新鮮な食材を使用しているからこそ出来るアピールだ。

清潔感のある店内は、カウンター席・テーブル席・座敷・掘りごたつで構成されており、多くの来客に対応出来る作りになっている。

串ものが焼き上がる前の一品は、熊本県産の馬刺をオススメしたい。

鮮やかな紅色の馬肉は、癖も臭み全くなく、上品な旨味を刺身醤油で堪能できる。

さらりと食べれてしまう馬刺を味わったあとは、あっさりとした口の中を、トップギアに変えてくれる「豚バラ味噌」一択である。

ちょうどいい焼き加減で提供される豚バラは、甘辛い濃厚な味噌ダレの風味と肉汁の旨味が絡まって、最高の味わいに。

文句なしでビールがよくあう逸品で、何本も食べたくなる味わいだ。

飲み物はワインも用意してあり、塩で食べる鶏系串には白ワインを、牛カルビやタレ焼きの皮には赤ワインと、焼鳥とワインのマリアージュを楽しんでみるのも、お洒落な店内にマッチして乙なものである。

デートで利用がマストと思われる

店内は改装前の大衆的な雰囲気とはうって変わって、お洒落で落ち着いた雰囲気。

昔のガヤガヤした雰囲気はなく、しっとりなめらかマイルドに焼鳥が楽しめる店といった感じ。

ターゲットを変えたのか、移転のついでになんとなく雰囲気を変えたかっただけなのかは不明だが、カッチョ良くキメたい時は、こういう雰囲気で焼鳥を楽しみながら、愛を囁きあうのも良いのではなかろうか。

【お店の場所】
「天火鳥 にくしん 本店」
住所:福岡市中央区平尾2丁目20ー3 (西鉄平尾駅から徒歩5分)
電話:092ー531ー0687
営業時間:【通常】17:30~0:00(LO 23:00) 【日・祝日】17:00~23:30(LO 22:30)
店休日:盆・正月