八木山バイパスは、福岡県を走る国道201号の主要なバイパス道路で、かつては有料道路として運用されていました。しかし、2014年の無料化後、交通量が急増し渋滞や事故のリスクが増えたため、2024年度に再有料化と4車線化が進められています。本記事では、再有料化の背景や新たな料金体制、4車線化工事の現状について詳しく解説します。

八木山バイパスの再有料化とその背景について

八木山バイパスの概要とこれまでの経緯

八木山バイパスは、1985年に旧日本道路公団によって開通した福岡県を走る国道201号の一部です。元々は2車線の有料道路として運用されていましたが、2014年に無料化されました。無料化の背景には建設費の償還が完了したことがありますが、無料化後に交通量が急増し、渋滞や事故のリスクが高まったため、再有料化と4車線化の必要性が浮上しました。

再有料化の目的と新しい料金体制

無料化後の交通量の増加による渋滞や事故の増加を受けて、福岡県は4車線化工事を要望し、利用者負担による財源確保を目指しました。再有料化後の料金は普通車が280円、軽自動車が220円、大型車が450円と、均一料金が設定され、旧料金の普通車530円と比較して、利用者の負担を抑える形となっています。

篠栗IC~筑穂IC間の4車線化工事と今後の展望

4車線化工事の現状と工事の完了予定

2024年6月に篠栗IC~筑穂IC間の4車線化工事が完了し、国土交通省からNEXCO西日本へ引き継がれました。この区間の4車線化は、2024年度中に篠栗IC~穂波東IC間の全線で有料化が予定されています。さらに、残りの筑穂IC~穂波東IC間の工事も進められており、全線の4車線化は2029年度に完了する予定です。

4車線化の効果と交通の改善期待

今回の4車線化によって、八木山バイパスの交通の流れがスムーズになることが期待されます。特に、無料化後に急増した交通量による渋滞や事故のリスクが軽減されるとともに、福岡県内の物流や観光の促進にも寄与するでしょう。また、均一料金の導入により、利用者にとっても経済的負担が軽減されることが期待されます。

八木山バイパスの有料化について
福岡都市圏と筑豊地域を結ぶ「八木山バイパス」が有料化されることになりました。現在、4車線化の工事が進行中で、来年度中に一部区間が開通するのに合わせて有料化されます。具体的には、篠栗インターチェンジから筑穂インターチェンジまでの約5.7キロの区間で4車線化の工事が完了する見通しです。

料金所と通行料金
新たに設置される篠栗側の料金所で、通行料金が徴収されることになります。料金は、普通車が280円、大型車が450円となっています。

八木山バイパスの歴史と有料化の理由
八木山バイパスは、1985年に開通し、2014年9月までは有料でしたが、建設費の償還が終わり、その後無料で通行できるようになっていました。しかし、今回の4車線化工事の完了に合わせて再び有料化されることになりました。これは、道路の維持管理などのための措置です。

有料化の開始時期
具体的な有料化の開始時期については、事業の進捗を踏まえて後日発表される予定

 

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