手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』連載50周年と『火の鳥』連載70周年を記念する版画展が、福岡の大丸天神店で開催されます。期間中、手塚作品の版画や限定グッズ、愛弟子である小林準治氏の直筆サイン会が行われ、手塚治虫の世界を楽しめる絶好の機会です。
福岡開催 漫画『ブラック・ジャック』連載50周年/漫画『火の鳥』連載70周年 手塚治虫 版画展
手塚治虫の代表作である『ブラック・ジャック』と『火の鳥』の連載50周年および70周年を記念した版画展が、大丸福岡天神店で開催されます。漫画界の巨匠として知られる手塚治虫が描いた作品は、何世代にもわたって多くの人々に愛され続けてきました。この版画展では、彼の名作を振り返りながら、その魅力を改めて感じることができます。
開催概要
この特別な展覧会は、2024年9月18日(水)から24日(火)までの期間、大丸福岡天神店の本館1階アンテナプラスで行われます。営業時間は午前10時から午後8時までで、入場は無料です。展示では、手塚治虫の愛弟子である小林準治氏によるサイン&絵描きプレゼントなど、ファンにはたまらないイベントも開催されます。
会場 | 開催日 | アクセス方法 |
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大丸福岡天神店 本館1階アンテナプラス | 2024年9月18日(水)~ 9月24日(火) |
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小倉店 新館7階 画廊 | 2024年9月18日(水)~ 9月24日(火) |
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展示内容とイベント詳細
展覧会では、『ブラック・ジャック』や『火の鳥』をはじめ、『鉄腕アトム』、『リボンの騎士』、『ジャングル大帝』などの名作版画が展示されます。さらに、大丸福岡天神店での先行販売となる新作版画やオリジナルグッズも購入可能です。特に注目されるのは、小林準治氏によるサイン会で、9月22日(日)午後1時から開催予定。先着25名限定で、購入者に好きな手塚キャラクターを描いてもらえるという、貴重な機会です。
火の鳥シリーズの順番は?
火の鳥シリーズの読み順
手塚治虫の『火の鳥』は、生命や再生、永遠のテーマを描いた壮大な作品です。シリーズは複数の時代を舞台にした短編が連続しており、どの順番で読むべきか迷う方も多いでしょう。基本的には刊行順に読むのが一般的ですが、各編は独立した物語となっているため、どこから読み始めても楽しめます。初めて読む方には、『黎明編』からのスタートがおすすめです。
火の鳥シリーズの刊行順
『火の鳥』シリーズは、1954年に連載が開始されました。以下の順番で刊行されています:
- 黎明編
- 未来編
- 復活編
- 宇宙編
- 太陽編
- 生命編
各エピソードは異なる時代設定ですが、全体を通して「火の鳥」という不滅の存在が中心に据えられています。
火の鳥は何冊ありますか?
火の鳥シリーズの全巻数
『火の鳥』シリーズは、単行本として全12巻が刊行されています。ただし、複数の出版社から異なる形で出版されているため、エディションによっては巻数が異なる場合もあります。各巻はそれぞれ異なる時代を背景にした物語で構成されており、手塚治虫の壮大なビジョンを存分に味わうことができます。
火の鳥はどれから読むべき?
初心者におすすめの読み方
初めて『火の鳥』シリーズに触れる方には、『黎明編』から読み始めるのが良いでしょう。この編はシリーズの導入部として位置付けられており、物語の基礎となる設定やテーマがわかりやすく描かれています。また、シリーズ全体のテーマである「生命の輪廻」と「再生」の概念を深く理解するためにも、『黎明編』からのスタートがおすすめです。
火の鳥の血を飲んだ人は誰ですか?
火の鳥の血を飲んだ人物の紹介
『火の鳥』の中で、火の鳥の血を飲んだ人物として最も有名なのは、「ヤマト編」の主人公であるヤマト大王です。彼は、不老不死を得るために火の鳥の血を飲み、その後の生涯で様々な苦難を経験します。このテーマは、手塚治虫が「永遠の命」の持つ二面性を描くための重要な要素として使用されています。火の鳥の血を飲むことで得られる永遠の命が、果たして祝福なのか、それとも呪いなのか—その問いかけが物語を深く彩っています。
このように、手塚治虫の作品は深い哲学的テーマを持ちながら、どの世代にも訴えかける魅力を持っています。版画展でその世界観を直接体験し、手塚治虫の作品の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。