福岡「O-26」集団感染

福岡市博多区の保育園で、園児、職員が

O-26に集団感染した

O-26とは?

腸管出血性大腸菌は一般の大腸菌と異なり下痢症や溶血性尿毒症性症候群にかかわるベロ毒素(志賀毒素)を産生する特徴がある。本毒素を産生する腸管出血性大腸菌の血清型は大部分がO157であるが、O157以外に約100の血清型が知られており、国内ではO26、O111、O103、O121、O145などの血清型が下痢患者から検出されている。

食中毒の原因究明検査や病院の散発下痢患者の検査ではO157以外にこれらの血清型を含めた検査体制で実施されている。国内で発生したO157に関しては発生状況や分離菌株の遺伝子解析がなされて、その実態が把握されている。

簡単に言うと食中毒となる

新型コロナウィルス感染、インフルエンザの到来に加えて

保育園での集団感染となった。

 

報告によれば、0歳児1歳児9人と、職員1人から菌が検出された。

重傷者はおらず、全員回復にむかっている。