福岡県太宰府市の宝満宮竈門神社で、地域社会と学生が協力して開催するキャンドルナイトイベント「NiGHT UP HOMURA 2024」。10月26日と27日の二日間、御神火で灯された3000本のキャンドルが神社を照らし、多様な体験を通じて地域の魅力が広がります。学生たちが主体となって企画し、地域の活性化を目指すこのイベントは、参加者に心温まる時間を提供します。

宝満宮竈門神社を御神火で灯すキャンドルナイト
NiGHT UP HOMURA 2024

福岡県太宰府市にある宝満宮竈門神社で10月26日(土)、27日(日)の2日間、「NiGHT UP HOMURA 2024」を開催します。2020年から開催してきたNiGHT UPに、福岡県立太宰府高等学校の生徒たちが企画に加わりました。太宰府の魅力を伝え地域社会を盛り上げることを目的に、御神火とキャンドルの灯りの温かさが心の内面へアプローチする内容となっています。

宝満宮竈門神社を御神火で灯すキャンドルナイト「NiGHT UP HOMURA 2024」
出典
宝満宮竈門神社

遊休知美について
「遊休知美」とは、人々が豊かに生きるために「衣食住」の次に必要とされている『遊び・癒し・学び・美しさ』という4つの暮らしの要素。

私たちは、ローカルにある豊かな資源や文化を活用し、イベントやワークショップを立ち上げることでローカルコミュニティを活性化します。そして、個人が自由に多様な幸福を追求できる社会の実現を目指しています。
NiGHT UPについて
今年で4回目となる「NiGHT UP(ナイトアップ)」を、宝満宮竈門神社の特別協力のもと開催します。

高校生は、卒業後すぐに「成年」として社会生活を送らなければならなくなりました。責任ある社会人として独り立ちする準備期間にあるため、高校生の学びの重要度は高まっています。

遊休知美代表の織井と鎌田は、民間人が教育の立場に立つ「地域コーディネーター」として、福岡県立太宰府高等学校の講師も務めています。

教育の現場では、さまざまな課題を感じました。この世代が自主的に企画に加わる”まちづくり”イベントを開催することは、多様な生き方を知り、地域に愛着を持っていく可能性を持っている。生徒たちが地域の価値と豊かさ、さらに自由に生きる術を見つけることができれば、新たな仕事を創り出し、積極的に地域へ社会貢献することが期待できます。
「NiGHT UP」は、学校カリキュラムの一貫で企画をする”学生主体”、そして地域の文化財・無形文化資産を活かした”地域文化活用”の『教育× 文化振興』の取り組みとして「高校年代から社会活動を当たり前にし、新たな価値と人財が循環する地域の実現」を目指したプロジェクトです。福岡県立太宰府高校2年生の有志たちと一緒に進めていきました。

<学生たちのプランニング>
学生たちは、広報・SNS・スタンプラリー・フォトブース・キャンドルすくい・フード・ドリンク・飛梅祭(文化祭)と8班に分かれ、それぞれ社会に役立つスキルを少しずつ高めていく体験をしました。
・「一瞬の燦爛と永遠の記憶」は広報班が考えたテーマです。
NiGHT UPのコンセプトは、御神火のもとで過去・現在・未来のご縁を見つめ、一年で一番心を明かるくする夜。

ご縁の対象は恋人だけでなく、友人や家族、まわりの人すべてを含みます。
そんなコンセプトと前回の「NiGHT UP」の様子、宝満宮竈門神社でお聞きした話を踏まえ、2024年のテーマを「一瞬の燦爛と永遠の記憶」に決めました。
3000本のキャンドルの灯りから連想される”美しく煌めき輝くさま” 「燦爛」が、“宝満宮竈門神社”に訪れた人たちの「記憶」に永く残るように、という思いを込めています。

千年を越える「宝満宮竈門神社」の歴史から、御神火がとても大切にされていることを知りました。
御神火とは、文字通りお祓いを受けて、”神様から授かった火”のこと。「NiGHT UP」では、竈門神社上宮へ神職さまと共に赴き、火を授かっています。

NiGHT UPのキャンドルはマッチやライターは一切使わず、御神火のみで一つひとつ、スタッフ全員で灯しています。(広報班)

宝満宮竈門神社を御神火で灯すキャンドルナイト
NiGHT UP HOMURA 2024 イベント内容

・フードでは、サツマイモのスイーツ「ベイクドポテトハチミツ」を限定数販売!
・学生たちが選んだドリンクの数々
・ナガタ建設様のご協力により、建設現場の廃材を一部使用し、図面を考え職人さん達とつくった
ハート型ビジュアル系フォトブース
・楽しいスタンプラリー
・お子さまに人気のキャンドルすくい

宝満宮竈門神社を御神火で灯すキャンドルナイト
NiGHT UP HOMURA 2024 開催概要

NiGHT UP HOMURA 2024
2024年10月26日(土)、27日(日)
18:00〜21:00
宝満宮竈門神社(〒818-0115 福岡県太宰府市内山883 )

最寄りの駅西鉄太宰府駅、竈門神社有料駐車場有り(100台)
コミュニティバス「まほろば号」が運行
太宰府天満宮から徒歩で30分
参加費:無料

今回も2022年から引き続き、100人の地域ボランティアが参加して、皆で素敵な空間を創りあげていきます。
自分と向き合い「新たな出会い」や「人とのつながり」が、感謝の気持ちへとつながっていきます。
・イベント内で一番神聖な場所として演出する「イノリの場」。
・全国から多くのキャンドルアーティストが約150本のキャンドルを提供。
「全国から参加」のカタチを創出する「アカリの場」。
・キャンドルの灯りのみの撮影会。※要予約
など、他にも様々な見どころがあり、年代を問わず楽しめるイベントです。

宝満宮竈門神社を御神火で灯すキャンドルナイト「NiGHT UP HOMURA 2024」
出典
宝満宮竈門神社

NiGHT UP HOMURA 2024公式サイト

宝満宮竈門神社公式サイト

記事まとめ

「NiGHT UP HOMURA 2024」は、福岡県太宰府市の宝満宮竈門神社で行われるキャンドルナイトイベントです。2024年10月26日(土)と27日(日)に、御神火で灯されたキャンドルが神社を彩ります。このイベントは、太宰府高校の学生たちが地域の文化を活かし、社会活動を体験しながら企画しました。御神火を用いて3000本のキャンドルを灯し、地域の魅力を伝え、心を癒すイベントとなっています。スタンプラリーやフード・ドリンク、フォトブースなどの企画もあり、地域社会の連携と文化の振興を目指しています。

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