日本の快水浴場百選に認定された癒しのビーチ
総合評価 ★★★★★^^
福岡県内でもメジャーなサーフスポットが多く「玄界灘の荒波」が押し寄せる糸島半島。
環境省が定める「日本の快水浴場 百選」の一つに選ばれた芥屋海水浴場は、地形が三日月状の入り江になっており、荒々しい玄界灘の波をかわした穏やかで綺麗な水面と、原風景を多く残した長閑な空気が満喫できる人気の海水浴場である。
海岸線を背に聳える立石山からなだらかに続く木々の青々しい景観と、透明度の高い海水に煌めく日差しが、福岡市中心部では味わえない癒しを与えてくれる。
海の家玄海まもなくオープンッ🌊🌴✨
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夕暮れ時になると、水平線に沈み行く夕日が超絶に美しく、水面や木々を朱色に染める時間はまさに楽園感が炸裂しており、学校や家には帰りたくなくなるのは必至である。
福岡市の中心部から車で1時間程度で来れるビーチでありながら、夜空を遮る街の明かりも届かず、満点の星空が望める。星空大好きロマンチックな貴方なら、夜空をキラメク流れ星をみるのもたやすいはずである。
ビーチ東側には波止場があり多くの釣り客も見受けられるなか、ビーチ西側には国の天然記念物である海蝕洞窟「芥屋大門」もあり、レジャーだけでなく観光にも事欠かない。
毎年7月下旬には「芥屋の大門まつり 納涼花火大会」が行われており、水面と夜空を彩る約5000発の花火を楽しみに、県内外から多くの人で賑わう。
晩夏(毎年8月下旬~9月上旬)には「サンセットライブ」という野外フェスが毎年芥屋海水浴場で開催されている。
日本のコアな音楽シーンを担うアーティストの音楽を、豊かな自然・広がる海を背景に楽しむために、多くの若者(※わりと中年も多い)が集う。
サンセットライブは二十年以上の実績のある野外フェスで、過去の出演アーティストのほんの一例をあげると、東京スカパラダイスオーケストラ・EGO-WRAPPIN・PUSHIM・犬式 a.k.a. Dogggystyle・ハナレグミ等々、日本が代表する「本物の音楽」を提供してくれるアーティストばかりが出演。
夏の終わりの物悲しさを吹き飛ばすにはもってこいの開放感と、レベルの高いグルーヴに出会えるフェスである。
完璧な設備や、手ぶらでBBQも楽しめる海の家が人気
海底は遠浅で、穏やかな海流も相俟って、安心して海水浴が楽しめるため、家族連れにも人気の芥屋海水浴場。
クラゲ除けのネットも設置してあるのも心強い。(完璧に防げるものではないので、覚悟と注意は必要)
地形やロケーションだけでなく、女性や家族連れに人気の理由の一つが、充実した設備で競合する海の家。
同海水浴場は海開きと併せて、4軒の海の家がオープンする。
どの海の家も利用料金は、大人 1500円・中学生以下 1000円前後とお手頃な価格で利用可能。
シャワー・トイレは勿論完備、食事の種類も数多く提供されており、軽装で訪れても問題なく寛げる。
開放的な雰囲気でBBQを楽しみたいならば、コンロの貸し出しと食材の用意もあり、プライベートな空間と開放感を両立させたいならば、冷暖房完備の個室を完備している海の家もあるので(料金は1部屋10000円位と若干お高め)、様々な利用動機に対応しうるクオリティーの高さだ。
車で訪れる場合は、海の家の利用料金を払えば、併設の駐車場も無料で利用出来るのもありがたい。
「お金をかけずに海水浴を楽しみたい」という人には、海水浴場から徒歩2~3分の場所に無料の駐車場(なかなか広い)と公衆トイレがあるので、そちらを利用すれば海の家を利用せずとも海水浴を楽しめる。
個人的には、準備の煩わしいさを考えれば、海の家を利用した方が快適に海水浴を楽しめると思う次第である。
ちなみに、ジェットスキーなどのマリンスポーツは禁止なので、それらを楽しみたい人は別のビーチを検討しましょう。
所在地・アクセス
「芥屋海水浴場」
所在地:福岡県糸島市志摩芥屋
問い合せ:糸島市役所 商工観光課 観光振興係 TEL 092-323-1111
アクセス:(自家用車の場合)西九州自動車道前原ICを降り、国道54号線を芥屋方面へ20分
(公共交通機関を利用の場合)JR筑肥線 筑前前原駅下車→昭和バス 芥屋行き 30分
※バスの本数が少ない為、時間を気にせず楽しみたいならば、車で行くのがオススメ。